2024パリオリンピック馬術競技にイギリス代表として出場予定だったシャーロット・デュジャルダン選手(39)
2012年ロンドン、2016リオデジャネイロ、2020東京で合計6個のメダルを獲得した有名選手です。
2024パリオリンピックでメダルを獲得すればイギリス女性史上初の7個のメダルを獲得した選手になるはずでした。
そんなメダル候補として今回も注目されていたシャーロット・デュジャルダン選手が過去に馬を虐待していた動画が発見され、パリオリンピックの出場を辞退することに。
その動画は4年前のもので、1分間に24回も馬をムチで打つ様子を記録したものでした。
馬の愛好家でもあり、オリンピック優勝候補として期待されていただけに驚きと動揺の声が上がっています。
その動画を交えて深堀りしたいと思います。
※馬を鞭で何度も打つシーンがありますので、苦手な方は閲覧注意で御覧ください。
シャーロット・デュジャルダンのWiki風プロフィール
シャーロット・デュジャルダンのプロフィールは以下の通りです
シャーロット・デュジャルダン(Charlotte Dujardin)
生年月日:1985年7月13日(39歳)
出身:ロンドン近郊のエンフィールド
乗馬:2歳から
SNS:Facebook、インスタグラム
公式HP
幼い頃から乗馬と馬術を習い、学生時代からヨーロッパの大会で優勝するなど成績優秀の選手でした。
シャーロット・デュジャルダンのオリンピック成績
シャーロット・デュジャルダンは過去3回のオリンピックで素晴らしい成績を収めています。
2012年ロンドンオリンピック
チーム:金メダル
個人:金メダル
2016年リオデジャネイロオリンピック
チーム:銀メダル
個人:金メダル
2020年東京オリンピック
チーム:銅メダル
個人:銅メダル
【閲覧注意】シャーロット・デュジャルダンの馬虐待動画
こちらは4年前の動画とのことです。
シャーロット・デュジャルダンが長い鞭を使って1分間に24回も馬を打つ様子が記録されています。
鞭で打った理由は「馬が足を高く上げないから」だそう。
鞭が空気を切り、馬の身体を打つ音がとても痛々しいです。
馬は息を荒げて苦しそうに見えます。
更に酷いのは動画を撮影している女性です。
馬が鞭で打たれるたびに笑い声を上げているのです。
これはもう調教ではなく虐待と言われても仕方ないと感じます。
シャーロット・デュジャルダンは虐待に対する謝罪文を投稿
7月23日、シャーロット・デュジャルダン選手はこの様に謝罪文をインスタグラムに投稿しました。
翻訳したものがこちらです。
4年前のビデオが出てきました。
コーチングセッション中に判断ミスをしてしまいました。
国際馬術スポーツ連盟(FEI)は本件を調査しており、私はこの調査がが行われている間、パリ五輪を含むすべての競技から辞退します。
起こったことは全くの性格外で、私の馬のトレーニングや生徒の指導の本来の姿を反映していませんが、言い訳はできません。
非常に恥ずかしく思います。
より良い手本を見せるべきでした。
チーム、ファン、スポンサーをはじめ、全ての人をがっかりさせてしまったことを心からお詫び申し上げます。
私はFEI、英乗馬連盟、英国服装連盟と彼らの調査に全面的に協力し、完了するまでこれ以上のコメントはしません。
シャーロット・デュジャルダン 2024年7月23日
このように、いつもの自分ではなかったことと、やってしまったことへの謝罪を投稿しています。
シャーロット・デュジャルダン選手の馬虐待への世界の反応
この虐待動画が拡散されると、世界中から批判的な意見が飛び交いました。
馬が虐待されているときに笑っていることが許せない。 馬がいかに知的存在であるかを理解している騎手として、これには言葉がありません。(アメリカ)
こういう事するから馬術競技をオリンピックから外せとか言われる。
調教の域を超えてはダメだと思う。(日本)
彼女の虐待がこれが一回限りだったとは言えません。
彼女は何度も同じことをしたに違いない。(イギリス)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は4年前の馬への虐待動画が発見され、2024パリオリンピック出場が停止となったシャーロット・デュジャルダン選手について深堀りしました。
この動画が4年前ということは東京オリンピックの時から虐待が行われていたということです。
調教の域を超えた虐待が常態化していないことを祈ります。
シャーロット・デュジャルダン選手は謝罪文を掲載していますので、
しっかりと反省し、馬を大切に扱ってほしいと思います。
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