パリオリンピック女子ボクシング57kg級台湾代表のリン・ユーチン選手(林郁婷 / Lin, Yu-Ting)
2023年の世界選手権の性別適格テストで女性として認めらませんでしたが、
パリオリンピックには出場が許可されたことで話題となっていて海外の反応も様々です。
今回はそんなリン・ユーチン選手について調査しました。
ぜひ最後まで御覧ください。
リン・ユーチンのWikiプロフィール
リン・ユーチン(林郁婷)(Lin, Yu-Ting)
生年月日:1995年12月13日(28歳)
国籍:台湾 新北市
身長:175cm
競技:ボクシングフェザー級 57kg級
とても身長が高く、モデルのようなスタイルですよね。
リン・ユーチンの経歴
リン・ユーチンのボクサーとしての主な経歴は以下の通りです。
階級はフェザー級、オリンピックでは57kg級です。
ボクシングは兄の影響で幼少期に始めたそうです。
2018年世界選手権:優勝
2019年世界選手権:3位
2022年アジア選手権:優勝
2022年世界選手権:優勝
2023年世界選手権:3位→取り消し
2023年の世界選手権では3位となりました。
しかし、メダル授与式の直前にこの結果は性別適格テストが不合格だったことを理由に取り消されています。
リン・ユーチンの性別適格テスト
2023年3月、IBA女子ボクシング世界選手権に出場したリン・ユーチン選手の性別適格テストは、試合前に採血検査で行われました。
この性別適格テストで不合格となり、女性と認められず、銅メダルが取り消されました。
性別適格テストは染色体検査や、テストステロン値で行います。
リン・ユーチン選手は生理周期を調整するためにホルモン剤を飲んでいたことが原因かもしれない、と答えていたそうです。
また、オリンピックの出場に際してリン・ユーチン選手は「出生証明書」を提出してトランスジェンダーではなく出生から女性であることを主張しています。
【動画】リン・ユーチンの試合
こちらがリン・ユーチン選手の試合動画です。
圧倒的強さには見えませんが、ポーランド選手に勝っています。
リン・ユーチンへの海外の反応
リン・ユーチン選手への海外の反応は様々です。
主に台湾、中国から人気のあるリン・ユーチン選手は、台湾ではリン・ユーチン選手を養護する声がほとんどです。
それは幼少期から女子ボクシングをしており、青年選手権にも参加していたことや、
出生証明書を提出したことで生物学的に女性であることを証明したためです。
対して事情を知られていない欧米等を中心に、リン・ユーチン選手のオリンピック出場に否定的な意見も多くあります。
否定的な意見の多くは、アルジェリアの女子ボクシング代表のイマネ・ケリフ選手と1色単にして、
リン・ユーチン選手を否定するものでした。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はパリオリンピック女子ボクシングの台湾代表選手であるリン・ユーチン選手について深堀りしました。
ネットではトランスジェンダーとして紹介されていることが多いですが、
出生証明書を提示したのが本当であれば生物学的に女性である可能性が高そうです。
疑惑が残ると見ている側としてもモヤモヤしますし、オリンピック委員会は根拠や性別の規定について説明をしてもらいたいですね。
噂が独り歩きして誹謗中傷に繋がらるようなことが無くなるよう祈っています!
今後のリン・ユーチン選手も注目したいと思います。
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