アルピニスト(登山家)で環境活動家でもある野口健さん(50歳)
若い頃から登山家だった野口健さんがネパール人女性(15歳)と結婚していた過去があり、注目されています。
野口さんと結婚した少女は英語が話せず、意思疎通ができないため彼女の父親に許可をもらって結婚したのだとか。
これが本人の同意のない「児童婚」にあたるのでは?
と話題になっています。
経緯や背景を詳しく調べてみました。
ぜひ最後までご覧ください。
野口健の経歴、プロフィール
野口健のプロフィールは以下の通りです。
野口健(のぐち けん)
生年月日:1973年8月21日(50歳)
出身: アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 ボストン
職業: 登山家、 環境活動家
出身校: 亜細亜大学
野口健の経歴
・アメリカのボストンで生まれ幼少期のほとんどを海外で過ごす
・高校はイギリスの立教英国学院に進学するも荒んだ日々を過ごしていた頃に登山と出会う
・高校卒業し亜細亜大学へ進学
・1999年25歳の時エベレスト登頂成功し7大陸最高峰世界最年少登頂記録を樹立
野口健の家族構成
こちらが野口健さんの現在の妻である加藤靖子さん。
娘の野口絵子さんは美人登山家として大人気ですよね!
野口健はネパール人少女と児童婚していた
そんな野口健さんですが、ネパールで山の麓で暮らすシェルパの少女(当時15,6歳)と結婚していたとのこと。
野口健さんの自叙伝「落ちこぼれてエベレスト」で語られていた内容を要約すると以下の通り。
1995年2月当時20代の大学生だった野口さんは登山のためネパール入りし、15人のシェルパ(荷物を運ぶガイド)を雇いました。
そのリーダーで「テンバー」という男性の家でテンバーさんの娘の「ラム」に出会い、一目惚れ。
ラムさんは英語ができず意思疎通ができないが、テンバーさんも娘の正式な年齢が分からず。
テンバーさんにラムさんと結婚したい意思を伝えると、テンバーさんは「OK,OK」と快諾したそう。
登頂を終え、麓に戻った野口健さんとラムさんは結婚式を挙げ初夜を明かしました。
野口さんはラムさんと、通訳としていとこの「デンディ」をつれて首都カトマンズへ行きました。
カトマンズの日本大使館で
「ネパールでは15歳以下とは結婚できない。16歳以上であることを証明する必要がある」
とのことで正式な結婚はできず。
そのため日本に連れて帰ることもできませんでした。
カトマンズの親戚にラムさんを預けて野口健さんは帰国。
ラムさんには学費も含め毎月4万円送金したそうです。
野口さんは数ヶ月ごとにネパールに行きました。
元々ラムさんが住んでいた山奥に比べ、カトマンズは大都会で、毎月の送金もあってか会うたびにラムさんはケバい女になったそう。
結婚してから約2年後、野口さんはカトマンズのラムさんの親戚に連絡し、離婚したいと切り出したそうです。
児童婚の定義
ユニセフは「児童婚」の定義を以下のとおりとしています。
《18歳未満での結婚、またはそれに相当する状態にあること》
「児童婚は、子どもの権利の侵害であり、子どもの成長発達に悪い影響を与えます。
女の子は妊娠、出産に夜妊産婦死亡リスクが高まるほか、暴力、虐待、搾取の被害も受けやすい。
学校を中途退学するリスクも高まります。」
と発表しています。
また、ネパール政府は2030年までの児童婚根絶を掲げています。
野口健のネパール人少女との結婚に対する世間の声
野口健さんがネパールのシェルパの少女と結婚したことについて以下のような意見が多く上がっています。
野口氏がやったことは、明らかに経済格差を利用した性的搾取であり、「子どもの権利の侵害」
英語も話せない少女と結婚したといっても、どう見ても本人の意思なく父親が決めた結婚。
山から連れ出して都会に置き去りにして本人だけ帰国して、「ケバくなったから離婚したい」
は身勝手が過ぎる。
1990年代はすでに「児童結婚」は廃絶すべき悪しき習慣として問題視されていた。
「子どもの権利の侵害」といわれても仕方ない。
これに対し野口さんは自身のインスタグラムで以下のようにコメントしています。
さいごに
いかがでしたでしょうか?
今回は野口健さんが過去にネパールで少女と結婚し、離婚していた事実について深堀りしました。
元妻であるラムさんの意思が分からないためなんとも言えない部分はあります。
ラムさんが望んで結婚したのであれば問題ないとは思いますが、
ラムさんの同意の無いままに結婚、引っ越し、離婚が行われていたとすれば
「子どもの権利の侵害」に当たるのではないでしょうか。
今回の件だけでなく、児童婚が世界中から根絶することを祈ります。
コメント