次期総裁選に立候補を表明した小泉進次郎氏の父で元内閣総理大臣の小泉純一郎氏(82歳)
小泉純一郎さんは2006年に首相を引退していますが現在の職業は何なのでしょうか?
小泉純一郎さんが現在何をしているのか調査しました。
小泉純一郎の現在の仕事は脱原発活動家?
2006年に政界を引退した小泉純一郎氏(82歳)。
次男の小泉進次郎氏(43歳)が次期総裁選に立候補したことで、久しぶりにテレビに登場しました。
小泉純一郎氏は現在仕事など、何をしているのでしょうか?
2024年現在、小泉純一郎氏は公職には着いていませんでした。
2006年に首相を引退してからは政界から距離を置いている小泉純一郎氏ですが、
時折政治や社会問題にコメントを発しています。
2011年の東日本大震災以降、
小泉純一郎氏は特に原発問題に対して明確に反対の立場を表明していて、本も出版しています。
小泉純一郎氏は2022年までは、
脱原発を目指す講演会を毎年全国各地で開催していました。
9年間続けた原発ゼロ講演会ですが、80歳という高齢を理由に2022年を最後にやめています。
「いつ体調が悪くなるかわからない。
1年前にやると言っても、行けなくなったら来た人に悪いから」
と述べており、以降は公の場での講演会などには登場していません。
2023年10月には現役時代は対立関係にあった亀井静香氏と銀座の料亭で会食したことが報じられました。
また、直近の2024年5月には小泉純一郎氏と石破茂議員が都内の日本料理屋で会食をしていたことが話題となりました。
直接的には政界からは距離を置いている小泉純一郎氏ですが、
ご意見番としてまだまだ活躍されているようです。
小泉純一郎の政界引退理由3つ
200
このように引退から18年経ってもまだまだ健康状態に問題はなさそうで、
政界のご意見番として活躍されている小泉純一郎氏。
なぜ2006年に首相だけでなく、政界からも引退されたのでしょうか?
2001年4月から2006年9月まで、3期の首相を務めた小泉純一郎氏。
2005年9月25日、小泉純一郎氏は今期限りでの引退と、政界から退くことを発表しています。
小泉純一郎氏の政界引退理由を調査したところ、3つの理由がありました。
小泉純一郎の政界引退理由①:「引き際の美学」
小泉純一郎氏は在任中、特に大きな失態はなく、支持率も50〜60%と非常に高い首相でした。
そんな小泉純一郎氏の引退理由には「引き際の美学」とも取れる自身の政治哲学に基づいています。
小泉純一郎氏は郵政民営化など、在任中に大きな政策目標を達成するなど、
任期中に重要な改革を推進しました。
自身が掲げる目標を達成し、「自分の役割が完了した」と感じ、政界引退を決めたようです。
小泉純一郎の政界引退理由②:長期政権にこだわりがなかったから
小泉純一郎氏は首相在任中から、
自分の人気を適切な時期に終わらせることが重要だ
と言っていて、長期政権にはこだわっていませんでした。
自身の政策目標を達成し、任期満了となる2006年が退任の最適時期だと判断したのでしょう。
小泉純一郎の政界引退理由③:スムーズな政権交代のため
小泉純一郎氏は特に大きなスキャンダルはなく、高い支持率のまま引退しました。
そのため後継者の安倍晋三氏にスムーズにバトンタッチすることができました。
自民党の政権を揺るぎないものにし、後継者が承継するのにベストなタイミングを選択したのでしょう。
このように、小泉純一郎氏の引退理由は、
- 小泉純一郎氏自身の「引き際の美学」
- 長期政権にこだわりがなかったから
- 安倍晋三氏へのスムーズな政権交代のため
と3つの理由がありました。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は小泉純一郎が仕事など現在何をしているのかについて調査しました。
小泉純一郎氏は引退後、脱原発の講演会や執筆活動を行っていましたが、
2022を最後に講演活動も引退しています。
2024年現在小泉純一郎氏は公職には着いていませんが、
政治家との会食に呼ばれるなど、
ご意見番として政界では未だに重要な人物であることが分かりました。
小泉純一郎氏の引退時の支持率は50%〜60%と大変人気の内閣総理大臣でしたので、
支持率が低迷している自民党にとってはご意見番として大変貴重な存在であることは間違いなさそうです。
次男の小泉進次郎議員の総裁選出馬に関しても
「年齢的にまだ若いんじゃないか。50過ぎてから考えればいいんじゃないか」
とコメントを寄せた小泉純一郎氏。
今後の総裁選の行方にも小泉純一郎氏の意見が注目されそうです。
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